ロングテール戦略の合う業界、合わない業界の考察 | リスティング広告相談所  

This page has found a new home

Blogger 301 Redirect Plugin
このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年6月3日日曜日

ロングテール戦略の合う業界、合わない業界の考察

[対象の目安:中級者〜]

ロングテールという言葉がリスティング広告にも浸透して数年が経過していますが、今一度ロングテールが向いている業界、向いていない業界を考察してみたいと思います。

ロングテールとは?
ロングテール(The Long Tail)とは、インターネットを用いた物品販売の手法、または概念の1つであり、販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としての売上げを大きくするものである。(Wikipediaより)

とあります。「物品販売の手法」とあるのでECサイトが対象として定義されているようです。しかし、リスティングではもっと広義の意味で解釈されている場合が少なからずある様に感じられますので、今回は広義の意味で捉えた場合のロングテールの合う業界、合わない業界の条件を考察してみたいと思います。

ロングテール提唱者クリス・アンダーソンも取り上げたAmazonを例に考察してみます。

Amazonでは様々なジャンルの商品を取り扱っています。

例えば書籍や家電製品、DVD、ミュージック、パソコン用品、ホーム&キッチン、食品&飲料、ヘルス&ビューティー、ベビー・おもちゃ、ファッション、スポーツ用品などがあります。そして各カテゴリはさらに細分化されています。

書籍であれば本、洋書、漫画、雑誌、古本。家電であればカメラ・デジカメ、テレビ・レコーダー、オーディオ、携帯電話のように細分化されています。

検索エンジンや各サイトに設置されたリンクからAmazonに訪問した訪問者はそれぞれ目的の商品を買うため、あるいは価格比較など各商品の情報を求めて訪問して来ます。

ここで、一つ考えられるのは訪問者はそれぞれ異なる目的でAmazonを訪問しているということです。

例をあげると、マラソンが趣味の人はジョギングシューズには興味を示すかもしれないが、リスティングの書籍には興味がない。というように。

同じ事の繰り返しになりますが、もう一度述べさせていただくと、Amazonには異なる目的のユーザーが多数アクセスしているということです。

この異なる目的のユーザーがアクセスするというのがロングテールの本質ではないかと思うのです。

リスティングの話で言えば、目的が異なるユーザーの数だけ軸となるキーワードがあるということになります。
(ジョギングを軸としたキーワード郡、テレビを軸としたキーワード群など)

目的が異なるので、それぞれの軸キーワードで訪問者が重複する事はほとんど無いと考えられます。


これとは反対に特定のサービスを提供しているサイトであれば(例えば引越し見積りサービス、クレジットカードなど)どんなにキーワードを抽出したとしても最終的な目的は1つになります。

引越し業者のオンライン見積を例にしますと、サイト訪問者の目的は「引越しの見積」これ1つです。

そのため、リスティング広告においてAmazonのような施策を打つ事は極めて難しいのではないかと考えます。

■まとめ

ロングテールが合う → サイトへの訪問目的が複数ある
ロングテールが合わない(難しい) → サイトへの訪問目的が1つ

であるというのが個人的見解です。

※補足
コンバージョン数を増やすことを目的とした場合、ロングテールが合う業界は訪問目的毎にキーワードを追加をしていけば理論上はコンバージョン数は増えて行きますので、キーワードの調整が重要になってきます。

逆にロングテールが合わない(難しい)業界は訪問目的が1つしかありませんから、キーワードの追加には限界があります。広告文やLPの変更を通して品質スコア(品質インデックス)の改善→入札単価の改善、コンバージョン率の改善をすることが重要になってきます。

SEMカフェ 小西さん補足ありがとうございます!(いつもありがとうございます)

■ランディングページについて

これに加えてランディングページについても考察をすると、上記まとめから考えますとロングテール戦略を行う場合、各訪問者の訪問目的が異なりますからそれぞれの目的に合わせたランディングページを準備する必要があります。(Amazonが良い例ですね)


例外もありえることも私は否定しませんが、リスティング広告における戦略の参考になればと思い記事投稿させていただきました。

ぜひともそれぞれの業界に当てはめて考えてみてくださいませ。
参考になれば幸いです。